大阪公立大学大学院医学研究科
消化器内科学
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ヘリコバクター・ピロリ菌除菌症例の全国前向き調査 - 全国除菌レジストリー -
胃癌はH. pylori除菌治療後であっても比較的高頻度に発見されることが知られており、除菌後胃癌を見逃さないために定期的な経過観察を行う必要があります。本研究はH. pylori除菌治療後の胃癌発症について前向きに観察し、除菌による胃癌の発生率の変化およびH. pylori感染胃炎に対する除菌治療の保険適用拡大の有用性を検証することを目的としています。これにより全国規模でのH. pylori除菌治療後の胃癌発症率が明らかとなり、除菌治療の胃癌発症予防効果についての新たなエビデンスの確立が期待されます。
20年間
倫理委員会承認後3年間にH. pylori除菌療法を実施し、除菌成功が確認できた患者様が対象です。
匿名化ID、基本情報(年齢、性別等)、胃癌治療歴、内視鏡での胃粘膜萎縮の程度、除菌治療開始日、除菌判定日、判定方法 、登録後の内視鏡検査実施日、胃癌発見の有無 、胃癌発見時は早期癌・進行癌の区別とその治療法
慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター
http://www.med.keio.ac.jp/education/medical-education-center/
研究成果は研究対象者を特定できないようにした上で学会や学術雑誌等で公表します。
匿名化されているもの(特定の個人を識別できないもの)を提供します。
慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター
鈴木秀和
本研究の対象者の方は、問い合わせ先に連絡することによっていつでも本研究への参加を拒否することができます。また、研究への参加を拒否されても、診療に関する不利益等を受けることは一切ありません。
担当者名:渡辺 俊雄
大阪公立大学医学部附属病院消化器内科外来
電話 06-6645-2316 または 2317
MedCity21 総合診療エリア
電話 06-6624-1324