西村周郎 名誉教授
教授在任期間 昭和43年4月−平成3年3月
大阪市立大学医学部脳神経外科学教室は、昭和43年に西村周郎初代教授のもとに開設されました。脳神経外科としては全国的にも長い歴史を持つ教室のひとつです。
西村周郎教授は、脳神経外科医としての基本技術のみならず臨床医の心のあり方についても医局員を熱心に教育しました。現在の教室においても、大切な伝統として
受け継がれています。また、教室のシンボルマークもこの時期に誕生しました。(
脳神経外科速報対談集2005年3月号)
開設10年後には、当時アメリカ留学から帰国した白馬明先生が加わり、
頭蓋底外科および
脊椎・脊髄外科の一大拠点に成長しました。
国内のみならず国外の脳神経外科施設との交流が盛んとなり、世界各国から留学生が訪れるようになりました。
原充弘 名誉教授
教授在任期間 平成12年4月−平成18年3月
平成12年に大学院改編に伴って大学院医学研究科脳神経外科学に変更となり、当時杏林大学脳神経外科教授であった原教授が3代目教授として就任しました。
臨床、研究、教育を3本柱として、さらなる教室の発展(研究面では脊髄再生、脳磁図・PET解析、臨床面では定位放射線治療、てんかん治療)に尽力しました。
特定機能病院ならびに高度先進医療提供施設として、専門性と安全性を念頭に置き脳神経外科全般の臨床および先進医療の開発研究に取り組みました。
大畑建治 名誉教授
教授在任期間 平成18年4月−令和2年3月
平成18年に大畑建治教授が第4代目教授として就任し、臨床、研究、学会活動、大学運営、国際交流に精力的に取り組みました。
世界頭蓋底外科学会等の国内・国際学会の主催、国際髄膜腫学会理事長、日本脳神経外科学会理事、ハーバード大学客員教授等の要職を務め、国内外から絶え間なく留学生を迎えました。
学内においては、医学研究科長として4年間勤め、大阪市立大学医学部の教育の質の向上に貢献しました。
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